マイクロソフト社よりInternet Explorer11において日本語入力ができない不具合が報告されております。この不具合によりリッチテキストエディタで日本語入力している最中に、意図せずカーソル位置が移動し入力した文字が失われる場合がございます。 同事象が発生した場合は下記の通り、ブラウザの変更または設定の変更が可能かご検討いただきますようお願いいたします。
リッチテキストにおいて変換未確定状態で全角文字を入力し続けた場合、入力カーソルが意図しない場所に移動し入力していた文字列が失われてしまう。なお、同じ利用環境においても、発生する端末と発生しない端末があります。
以下のすべてを満たす場合に発生する場合があります。
リッチテキストエディタではcontenteditable属性を利用しており、その属性を利用した際のInternet Explorer11の不具合が要因です。
「Internet Explorer 11 で contenteditable 属性や maxlength 属性を設定した要素で日本語入力ができないことがある」(文書番号:2922126)
参考URL: https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2922126
なお、上記マイクロソフト社の情報では回避策としてIE8標準以下のドキュメントモードを使用することが推奨されています。しかし、POWER EGG2.0 Ver2.10cにて採用している技術がIE8標準以下のドキュメントモードでは動作しないため、マイクロソフト社が推奨する対応を製品に実装することができません。
事象が発生した場合は、以下のいずれかにて対応をご検討ください。
B)につきましては「Microsoft IME 2010」ではテキストサービスを無効化することができますが、「IME 2010」より新しい「Microsoft IME」ではサービスを無効化することができません。また、テキストサービスを無効化することで下記の機能が利用できなくなりますので、予めご留意いただきいずれかの対応を行っていただきますようお願いいたします。
<テキストサービス無効化による使用できなくなるIMEの機能>
以上